こんにちは!このブログでは、自立したマインドを手に入れ、楽しく人生を歩みたい方に向けて書いています。
今日は「支配非支配の世界から、与え合いの世界へ」と言うテーマで書いていきます。
〜支配非支配の世界とは?〜
自分で自分の人生を選択できていないと思う方は、支配非支配の世界の中で生きているといえます。
何故なら自分の人生をコントロール、支配できていないのだとしたら、自分の人生を代わりに支配してくれている人がいるからです。
そして誰かから支配されている分、その人は誰かを支配したくなります。そのような意味で支配非支配の世界で生きていると言いました。
この世界は陰陽の世界とも言えます。良いことがある分悪いことがある世界です。
簡単に言うと、良いことした分悪いことしたくなりますよね?ってことです。
貴方がダイエットをしていたとしたら、しっかり運動やご飯を抜いた分、たくさん食べたくなっちゃいますよねってことです。
そんな陰陽の世界にいたら何事も達成できないじゃないか!って思う方もいらっしゃると思います。
そしてここからは提案です。貴方の支配非支配、言うなれば主導権の握り合い、奪い合いの世界から、与え合いの世界に変えてみませんか?
〜与え合いの世界〜
貴方は今まで、誰かから奪い、その分誰かから奪われる世界にいました。しかし、言い方を変えれば誰かに資源を与え、その分与えられて今まで生きていたとも言えます。
奪い合いと与え合い、結局はどちらも同じことです。それをどの抽象度でやっているかってことです。
自然界も同じですよね?弱肉強食の世界でも、植物は草食動物に食われ、草食動物は肉食動物に食われる。即ち奪われている世界で生きている。
しかし、これを小我ではなく大我の視点で見ると肉食動物のおかげで草食動物は数が増え過ぎないでいられる。増えすぎてしまったら草食動物は野にある草を全て刈り取ってしまうし、草食動物が草を食べるおかげで植物の種は移動することができるし生態系のバランスはとられています。
この様に弱肉強食の世界であっても奪い合いを行なっている者のおかげで成り立っているとも言えるのです。
というわけで、与え合いの視点で世界を見てみようってことなのですが、結局今までもやってきたなら奪い合いの世界でも良いじゃないかという方もいるかもしれません。
そうですね。奪い合いの世界のままでも良いかもしれません。ただ、奪い合うよりも与え合う方が人生楽しくないですか?
〜主語を私から私たちへ〜
仏教や認知科学などの分野でよく自分とは関係性だと言われています。その通りで貴方は自分を説明する為に、他者との関係性を使わないと説明できませんよね?誕生日は貴方が作ったわけでもないし、ましてやお母さんお父さんがいて貴方がいるわけだし、どんな仕事でもお客さんがいないと成り立ちません。
与え合いの世界で生きる上で、自分という主語を広げることは重要です。何故なら貴方は自分の不利益の為に動くことはないですよね?例え自己犠牲の精神を持っていたとしても、犠牲になることで貴方のアイデンティティが保たれるわけです。そんな時でも自分のためと言えば自分のためになってしまいます。
なので自分の為以外に生きられない、真の意味で他者の為に生きられないなら他者さえも自分の一部にして仕舞えば良いのです。
その上で、大我なる自分、地域を代表する自分、国を代表する自分、世界を代表する自分として、与え合いを行なってみませんか?という提案です。
今回のブログは風呂敷をおっきく広げましたが、手っ取り早いワークとして複数人で取り組む課題がある場合、作業者としての視点だけでなく運営者の視点を見て作業の全体像を見て、その上で自分の作業を効率化させて下さい。貴方が会社員なら社長としての目線で、貴方が部員なら部長としての視点で一度物事を見直してみて下さい。
きっと新しい貴方に出会えると思いますよ。そして、貴方が新しい価値を与えた分、別の貴方から価値が与えられます。何故ならこの世は陰陽の世界だからです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。